カプセル式コーヒーメーカー比較!ネスプレッソ・ドルチェグストどれを選ぶ?

カプセル式コーヒーメーカー比較!ネスプレッソ・ドルチェグストどれを選ぶ?


カプセルを入れてボタンを押すだけで、本格的なコーヒーが楽しめるカプセル式コーヒーメーカー。でも、ネスプレッソ、ドルチェグスト、キューリグなど、たくさんのブランドがあって選ぶのが大変ですよね。

カプセル式って便利そうだけど、どのブランドを選べばいいか分からないです。ランニングコストも気になるし... それぞれのブランドに特徴があるので、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが大切です。詳しく比較していきましょう!

この記事では、主要なカプセル式コーヒーメーカーを徹底比較し、あなたに最適な1台を見つけるお手伝いをします。

カプセル式コーヒーメーカーの基本

カプセル式の仕組み

密封されたカプセルに入ったコーヒー粉に、高圧で熱湯を通すことで抽出する方式。1杯分ずつ個包装されているため、いつでも新鮮なコーヒーが楽しめます。

メリット・デメリット

メリット:

  • 操作が簡単(30秒〜1分で完成)
  • 味が安定している
  • 後片付けが楽
  • 種類が豊富

デメリット:

  • ランニングコストが高い
  • カプセルのゴミが出る
  • ブランド専用カプセルしか使えない
  • 味のカスタマイズが限定的

主要ブランド徹底比較

1. ネスプレッソ(Nespresso)

特徴:

  • エスプレッソに特化
  • 高級感のあるデザイン
  • カプセルの種類が豊富(30種類以上)
  • リサイクルプログラムあり

ランニングコスト:

  • 1杯あたり:約80〜120円
  • カプセル価格:1個80円〜
ネスプレッソは「本格的なエスプレッソを自宅で」がコンセプト。濃厚でクレマ(泡)たっぷりのエスプレッソが楽しめます。

2. ネスカフェ ドルチェグスト

特徴:

  • コーヒー以外のメニューも豊富
  • ミルク系メニューが得意
  • 本体価格が手頃
  • スマホ連携モデルあり

ランニングコスト:

  • 1杯あたり:約50〜100円
  • カプセル価格:1個50円〜

抹茶ラテ、ココア、チョコチーノなど、コーヒー以外のメニューも充実。家族みんなで楽しめるのが特徴です。

3. キューリグ(KEURIG)

特徴:

  • アメリカンコーヒーが得意
  • 大容量抽出可能(300ml〜)
  • 紅茶・日本茶も充実
  • 日本ブランドとのコラボ多数

ランニングコスト:

  • 1杯あたり:約80〜120円
  • カプセル価格:1個80円〜

4. UCCドリップポッド

特徴:

  • 日本人好みの味わい
  • プロのハンドドリップを再現
  • 世界のコーヒー産地シリーズ
  • 紅茶・お茶も対応

ランニングコスト:

  • 1杯あたり:約60〜100円
  • カプセル価格:1個60円〜

詳細比較表

項目ネスプレッソドルチェグストキューリグUCCドリップポッド
本体価格1〜3万円0.8〜1.5万円1.2〜2万円1〜1.5万円
1杯コスト80〜120円50〜100円80〜120円60〜100円
カプセル種類30種類以上20種類以上30種類以上15種類以上
得意なコーヒーエスプレッソミルク系アメリカンドリップ
抽出量40〜110ml60〜220ml140〜300ml70〜140ml
その他飲料少ない豊富豊富あり

ランニングコスト詳細計算

1日2杯飲む場合の月間コスト

  • ネスプレッソ:約6,000円(100円×2杯×30日)
  • ドルチェグスト:約4,500円(75円×2杯×30日)
  • キューリグ:約6,000円(100円×2杯×30日)
  • UCCドリップポッド:約4,800円(80円×2杯×30日)

他の方式との比較

  • インスタントコーヒー: 約600円/月(10円×2杯×30日)
  • ドリップバッグ: 約3,000円/月(50円×2杯×30日)
  • 豆から淹れる: 約1,800円/月(30円×2杯×30日)

味の特徴と違い

ネスプレッソ

  • 濃厚でコク深い
  • クレマ(泡)が豊富
  • 本格的なエスプレッソの味
  • ミルクと合わせても負けない強さ

ドルチェグスト

  • マイルドで飲みやすい
  • ミルクとの相性が良い
  • 甘めのフレーバーが得意
  • カフェメニューの再現度が高い

キューリグ

  • すっきりとした味わい
  • アメリカンコーヒー好きに最適
  • 大容量でゴクゴク飲める
  • 朝食との相性が良い

UCCドリップポッド

  • 日本人好みのバランス
  • ハンドドリップに近い味
  • 香り高く繊細
  • 産地の特徴を活かした味

環境への配慮

カプセル式の課題は環境負荷。各社とも対策を進めていますが、使用後のカプセル処理には注意が必要です。

各社の取り組み

ネスプレッソ:

  • アルミカプセルの回収・リサイクル
  • カーボンニュートラルを目指す

ドルチェグスト:

  • プラスチック削減
  • リサイクル可能な素材への移行

キューリグ:

  • リサイクル可能なK-Cup開発
  • 2025年までに100%リサイクル可能に

UCCドリップポッド:

  • 環境配慮型カプセル開発
  • 省資源化の推進

どのブランドを選ぶべき?

ネスプレッソがおすすめの人

  • 本格的なエスプレッソを楽しみたい
  • デザイン性を重視する
  • カプチーノやラテも作りたい
  • 多少高くても品質重視

ドルチェグストがおすすめの人

  • 初期費用を抑えたい
  • 家族みんなで使いたい
  • コーヒー以外も楽しみたい
  • ミルク系メニューが好き

キューリグがおすすめの人

  • たっぷり飲みたい
  • アメリカンコーヒーが好き
  • 紅茶も楽しみたい
  • 操作の簡単さ重視

UCCドリップポッドがおすすめの人

  • ドリップコーヒーが好き
  • 日本メーカーが安心
  • コーヒーの産地にこだわる
  • 適度な価格で楽しみたい

まとめ

カプセル式コーヒーメーカーは、手軽さと味の安定性が魅力です。ランニングコストは高めですが、忙しい朝でも本格的なコーヒーが楽しめる価値は十分にあります。

選ぶポイントは「どんなコーヒーを飲みたいか」と「予算」のバランス。まずは好みの味のタイプを決めてから、ランニングコストを考慮して選びましょう。

コーヒーメーカー全般の選び方については初心者向けコーヒーメーカー完全ガイドを、お手入れ方法はコーヒーメーカーのお手入れ方法完全マニュアルもご覧ください。

あなたのライフスタイルに合った1台を見つけて、快適なコーヒーライフを始めましょう!